ちょいワルおやじランナーの初詣
このところ「足」の神様、仏様にこだわって調べています。
いくつかの傾向も見えてきましたので、近いうちにまとめてひとつのサイトにまとめようと思っていますが、そんな足の神様のなかでも異色の初詣候補をご紹介しましょう。
時代は「ちょいモテおやじ」ですが、もてるのは真面目(でも、ややもすると権力に屈する)ではなく、ちょいワル(でも、意外に正義感に燃えたりする)であるのは世代を超えて真実かと思います。まあ、「ランナーズ」と「LEON」を両方定期購読しているようなランナーは知り合いにはいませんが(実在したらゴメンナサイ)、そんなちょいワルおやじランナーにはぴったりなスポットです。
場所は青梅、お参りするのは幕末の盗賊を祭った「七兵衛地蔵」
元文年間の伝説的義賊、七兵衛は相次ぐ飢饉に苦しむ農民たちを救うため、夜に遠く甲斐や相模までその俊足を飛ばして盗みを働いては、盗品を貧しい家の軒先にばら撒いてまわるという「青梅版ねずみ小僧」。一夜のうちに50里を走ったといわれ、追っ手を引き離しては貧しい農民に施して喜ばせたと言います。しかし、ついに囚われの身となり打ち首に...その祟りを恐れた村人が祭ったのが「七兵衛地蔵」です。
その俊足にあやかり足腰に効くと信仰を集めていて、青梅という市民マラソン発祥の地らしく青梅マラソンの参加者の参詣が多いといわれています。
1月2日には青梅七福神をめぐるオリエンテーリングが開催されますので、それと合わせて参拝されてはいかがでしょう。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 都筑橘樹 酉年地蔵尊霊場巡り 巡礼ラン(2017.04.24)
- 神隠(2013.12.30)
- 渋谷「神泉」駅(2012.11.17)
- 遊園地線(2012.05.05)
- 妙寿寺の割れ鐘の故郷「猿江」(2010.07.18)
コメント