足の神様めぐりジョグ
今日は冷たい風が強くて寒かったですねえ。
寒くなって乾燥してくると、かかとがパックリとひび割れて走るどころではなくなります。保湿クリームを塗ってもあまり効果はありません。そうなると、あとは神頼み(^-^; という訳ではありませんが、このところの調子の悪さを厄払いしようと、地元の「足の神様」めぐりのジョグをしてきました。
成城の我が家からまず最初に向かったのはいつものトレーニングコースの野川。神代団地の裏手に子之明神・三島神社があります。この神社はこの一帯の氏神様で、元々は子の権現を祭ったお社でした。子の権現は埼玉県飯能市の吾野の天龍寺の開祖で、 火災と腰から下の病気に霊験があるとして、入間・狭山から調布・府中、川崎のほうまでも講中が組織されていたほど信仰が厚かったそうです。その後の神仏習合、さらには明治時代の神仏分離令による三島神社との合祀により今に至っています。
ということで、まずは子の権現様に足の病気封じをお願いしたら、次には速く走れるようにお願いしなければなりません。野川の昔の流路のあとが「野川緑道」として気持ちの良い散歩道になっています。この道をゆったりと走っていくと小田急にぶつかります。小田急の高架沿いに登戸方面へ向かい、狛江駅を過ぎると世田谷通りに出ます。ここから多摩川にかかる橋まではすぐです。
夕日に輝く橋を渡り、登戸から向ヶ丘遊園に向かいます。小田急の踏切を渡り、専修大学への通学路の途中に生田天神社に登る石段があります。この神社は韋駄天様をお祭りしています。韋駄天様はいまさら説明するまでもない「走」の神様です。川崎では、ここから8Kmほど離れた第三京浜沿いにある野川神明社が韋駄天様の神社として有名ですが、ここ生田天神社は地元の鎮守の神様として信仰を集めているようです。
と、本当は韋駄天様にも参拝しようと思ったのですが、残念ながら多摩川を渡ったところで日が落ちて時間切れ、Uターンして戻ってきました。これでは、足の怪我は避けられても、速く走ることは叶いそうにありませんので(^-^; また改めて韋駄天様までジョグするつもりです。
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コメント
まさに、我が家をかすめるように走ってらっしゃったのですね。家は、ちょうど子之明神・三島神社から野川緑道にかけての間あたりに位置しています。
ところで、今夜は例の調布七福神の前半部分のコースをたどり、西調布あたりからそのまま多摩川に出ていつものサイクリングロードを経てもどってきました。
投稿: moai | 2005年12月19日 (月) 22時43分
おや、ニアミスをしていたのですか。
野川緑道は速く走る道ではないですが、夏は日陰ですし、冬は風が遮られるし、のんびり走るには良い道ですね。
ところで、寒いなか相当長い距離を走られましたね。スゴイ!
投稿: 野川のカルガモおとーさん | 2005年12月20日 (火) 23時34分