久々の多摩川
5日後にせまった八丈島パブリックロードレースのハーフに備え、本番のスタート時刻と同じ11:30から90分ほど走ろうということで、のんびりポコポコとトレーニングしてきました。このところ野川の上流に向かって走ることが多かったので、久しぶりに下流に向かい、多摩川との合流地点から多摩川を上流に向かい、東名高速、小田急を越えて、多摩川住宅から北に向かい、品川街道から野川に出て戻るというコースをとりました。
小田急の喜多見車両基地に沿って野川のサイクリングロードを走ります。この車両基地のいわば屋上部分はふれあい公園になっていて、景色もよく整備された公園となっています。今日は風もあったので、凧を揚げている親子がいました。昨日は明け方はとても寒かったですね。昼間はそこそこ暖かでしたが、小田急の高架の下の野川にはまだ氷が張っていました。
世田谷通りを越えて、次太夫堀公園の民家園でお正月らしい催しでもやっていないかと立寄ってみましたが、残念ながら休園。そのまま東名高速の高架を抜けて仙川との合流部へ。そのあとに東急砧線の跡の橋を右に折れ多摩川の堤防へ。
二子玉川では、昔の富士会館の跡地に建設中の超高層マンションが目立ちます。花火の時には最高の桟敷席になりますねえ。前にも書きましたが、二子玉川園跡地のいぬたま・ねこたまが8日で閉園になります。パイプのテーブル・イスといいサンプルのロウ細工といい昭和30年代雰囲気プンプンの二子玉川園前の福屋食堂も、一度は会社帰りに立寄ってみたかったのですが、再開発のために閉店しました。いよいよ駅西側の再開発が本格化します。建築許可の看板を見ると、高さ80mの駅ビルもできるようです。二子玉川もおしゃれなだけの街になってしまうのでしょうか。
多摩川堤防を上流に向かって走ります。しばらくすると堤防に沿って駒沢大学の玉川校舎の運動場が見えてきます。ここは駒沢大の陸上部の本拠地で、このグランドや多摩川堤防上のサイクリングロードを彼らがトレーニングで走っているのに出会うことがあります。そばで見る彼らの走りはさすがにスゴイ。多摩川堤防上で、試しに彼らの後を追ったことがあります(もちろん彼らの一団から50mくらい離れてですが)。彼らにはほんのウォームアップなのでしょうが、1Kmも追ったらアップアップで距離がどんどん離れていき、そのスピード差を実感しました(当然です(^-^; 残念ながら昨日は箱根5連覇とはなりませんでしたが、来年に向けてもうスタートを切っているのでしょう。ということで、私も少々スピードアップ、それまでのジョグから5分/Kmを切るペースに切り替えです。
東名高速の高架を今度は下流から上流に向けて抜け、小田急の登戸橋梁に向かいます。その手前、宿河原堰堤は1974年の洪水で堤防が決壊し、川沿いの住宅が濁流に飲み込まれた地点です。写真中央に三角形の白いモニュメントが見えると思いますが、それがその洪水の記念碑です。家を流された被害者が「アルバムを持ち出せなかったのが心残りです」とインタ ビューに答えていて、当時よく聞いていたS&Gの「Old friends/bookends」という曲の「I hava a photograph」というフレーズのイメージと重なったのが印象に残っています。そんな登戸橋梁付近ですが、自動車道の水道橋も4車線化となり、小田急も複々線化工事中です。
多摩川水道橋の下をくぐり抜け、狛江高校の脇を走ります。このあたりの堤防上は砂利道です。左手には丹沢・大山、正面遠くに奥武蔵の山々も見えます。多摩川住宅の東側で多摩川とは分かれて国領方面に向かいます。突き当たりが品川街道(この道も詳しく調べてみたいと思っている古くからの道です)。左折してしばらく行くと野川に戻ります。この橋の上流の団 地では毎年1月下旬に町内マラソン大会をやっているようです。一度オープン参加でもいいから参加してみたいと思っているのですが、そのコースがスゴイ。まるで一筆書きのようにくねくねと団地内や野川の河畔を走り巡ります。大会後も誘導の石灰の矢印が残っていて、夜のトレーニングのときに追って見たことがあるのですが、目が回りそうでした(^-^)
野川に出てからの上がりの3Kmは4分/Kmのレースペースに引き上げて我が家へゴール。目標どおり95分間のランでした。測ってみると17Kmくらいのコースでしたので、まあちょうどいい調整トレーニングになったと思います。八丈島は相当アップダウンがキツイようですが、景色を楽しみながら走れたらと思います。
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