原田が来た!
来ました! ついに本領発揮です。
スキージャンプの原田選手がいよいよノッてきました。
以前にも書き込みましたが、ほとんどトリノオリンピック代表絶望的状況から奇跡のコンチネンタルカップ表彰台でトリノ行きの切符を手にした原田選手。確かにトリノには行ったもののノーマルヒル出場選手4人枠に入れるか瀬戸際状態でした。3人は確定、残り1枠を若手2人と競わなければなりません。
その最後の一人を決めるのが、オリンピック開会式直前に実施される公開練習。ここでメダル圏のジャンプを見せなければ、トリノに行ったにもかかわらず出場できないということになってしまいます。開会式前にも関わらず、彼のオリンピックは終わってしまうのです。
日本時間10日夜に行われるという公開練習の結果が気になって仕方ありませんでした。TVに写る彼の顔からあの笑顔が消えて、硬い表情だったのが気になっていましたが、そういうギリギリの状況をいままで乗り越えてきた彼であれば絶対にやってくれると信じていました。
確かに、彼はやりました。
参加者中4番目の100m超のジャンプをそろえ、出場選手に内定したようです。今はレポーターになった昔のライバルの外国人元ジャンパーに驚かれたようですが、そういう事態を彼自身が楽しんでいるような気がします。きっとあの笑顔で「本番はやりますよ~」と言っているに違いありません。
最も厳しい「試合」だった10日の公開練習で結果を出した原田選手。本番は良い意味でリラックスして大ジャンプを披露してくれるに違いありません。トリノのジャンプ台は立地上、風が舞っているそうですので、ちょっとしたタイミングで誰もが金メダルのチャンスがあるといえるのです。
私のレベルの低いマラソンの経験でも、「今、神様が乗り移っている!」と感じるくらい何故かわからないけども調子よく走れて、信じられないくらいの好タイムをたたき出せることがあります(もっとも、ほんの1,2回ですが(^-^; )。きっと、今が彼にとってそんな状態なのだと思います。本番でも、きっと神様が乗り移ってくれるものと信じています。
長野では団体ゆえのプレッシャーから嬉し泣きでしたが、
今度は最高の笑顔が見たい。
PS. 越さん、岡崎さんも頑張って! 期待しています。
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