世田谷ランニングクリニック~AED
今日から隔週土曜日全5回の世田谷区のランニングクリニックが大蔵運動公園で始まりました。第1回目の今日は、心肺蘇生法の講義と高野進さんによるランニング指導、ペース走でした。
ランニング指導はの結果は別項で紹介するとして、たいへん参考になったのが、もし万が一の場面に出くわしたときの救急心肺蘇生法。一応、職場で消防署の救急講習は数回受けてはいるのですが、最近話題のAEDの使用法はまったく指導を受けたことが無いので、ぜひとも受講したいと思っていました。
このAED(Automated External Defibrillator)、要するに電気ショックで心臓の鼓動を復帰させる装置です。3分以内にこの装置を使っていれば、突然の心停止で死亡した方の75%以上は助かっていたそうです。最近は小田急や東急の駅にも設置されはじめていますが、万が一のときに使い方がかわらなければ宝の持ち腐れ。実際に使ってみると、思ったよりも簡単でした。
ただし、倒れてから1分経過ごとに生存率は10%ずつ減ずるということですので、5分経過すれば半々、10分経ってしまえば手遅れ。つまり、いかに早く使うのかということがポイントです。躊躇している暇はありません。意識が無く、呼吸がない場合は迷っていてはいけないということです。
11月の世田谷246ハーフマラソンでは、救急サポート隊が背中にAEDを背負って自転車で伴走し、どんな場合でも3分以内に措置できる体制を作るそうです。参加者としては万が一の状態のランナーを見かけたら、なにしろ大声で沿道の係員に知らせるということですね。
最近、あちこちでAEDを使った救急講習が開かれていますので、皆さんも機会があればぜひ参加してみてください。
| 固定リンク
「ランニング」カテゴリの記事
- 筏道の帰宅ラン(2017.06.06)
- 別府大分マラソン(2016.02.07)
- 湘南藤沢市民マラソンに参加しました(2016.01.24)
- 世田谷246ハーフマラソン(2015.11.09)
- 信玄公は遠かった...(2015.09.01)
コメント