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2006年10月14日 (土)

野川水道橋

Dscf1390

野川には人と自転車しか通れない橋が数本架かっていますが、そのなかでも最も歴史を感じさせるのが、野川と仙川が合流した少し下流にある「野川水道橋」です。昭和34年に架けられたこの橋ももうしばらくしたら48年に近いその歴史にピリオドを打ちます。

Dscf1387 青い水道管が印象に残る橋ですが、この水道、多摩川の伏流水を汲み上げ、砧下浄水所(駒沢大学のグランドの隣です)で浄化した水道水を、岡本随道、用賀、桜新町を経て駒沢の給水塔にポンプアップしてから、その高さを利用して渋谷方面へ送水するという仕組みです。駒沢の給水塔も素晴らしい建造物です。この水道の詳細も含めてこちらのサイトもぜひご覧ください。

Dscf1395 その水道管が野川を渡るところに架けられたのが野川水道橋です。何回かの架け替えがあったのでしょう。詳細は調べていませんが、現在の橋は親柱の銘によると昭和34年3月に竣工しています。自転車が1台通れるくらいの歩道の両側を青い水道管がはさみこみ、さらに鉄骨のアーチがそれを支えているという無骨な橋です。

Dscf1393 昔の子供は、このアーチの上に登って遊んでいたということですから、随分と危ないことをしたもんですが、万が一落ちても、その頃の野川なら水量も豊富で、大怪我をしないで済んだのかもしれません。

Dscf1398 鎌田の住人にとっては二子玉川への通勤・通学の大切な橋のようで、自転車に乗った学生、奥様、サラリーマンがひっきりなしに渡っていて、地元に密着した橋であることがわかります。実は、私の帰宅ランのルートでもあります。週に数日はこの橋を渡って野川沿いを自宅に向けて走っているだけに、私にとっても感慨深いものがあります。

Dscf1388 風情のある橋ではありますが、野川の下流域の河川整備工事の一環として架け替えられることになったようです。既に上流・下流に仮設の橋も完成しており、工事の案内板にも「撤去」の文字がきっぱりと書かれています。

Dscf1396 多くの人の通勤・通学の道として、いろんな小さな物語を見つめてきたこの橋も架け替えられることになり、「昭和」がまたひとつなくなります。新しい橋ができて、きれいで便利になるかもしれませんが、ちょっぴり淋しい感じがします。





野川水道橋

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コメント

この橋、わたくしよりも若干年上です。

投稿: moai | 2006年10月14日 (土) 23時09分

実は、私は同い年なんです。
それだけに余計に感慨深い...

投稿: 野川のカルガモおとーさん | 2006年10月15日 (日) 17時28分

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