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2006年11月 4日 (土)

多摩川河口0.0Kmポイントへの旅~2

多摩川河口への旅、二子玉川を過ぎて16Km地点からパート2の始まりです。

Dscf1443

第三京浜のガードをくぐると、多摩堤通りが本当に堤の上を通るようになり、車の行き来が激しく、堤防の上を走るのが怖くなってきます。素直に堤防下の幅の広い土の道をはしりましょう。ただし、距離表示のポストは堤防の上に設置されていますので、16Kmポイントを見落とさないように注意してください。

Dscf1444 16Kmポイントのところから堤防を丘側におりて、堤防下の舗装道路をちょっといくと駐車場の角に「野毛の渡し跡」のてくたく石碑が建っています。ここも宇奈根と同じく、多摩川の流路変化により村が分断され、それを結ぶために終戦の頃まで渡し船があったそうです。結構大きな船だったらしく、荷車なども乗せたそうです。この角を左にちょっと入ると狛江で取水した多摩川の水を江戸時代の天領であった六郷(大田区あたり)に引き込む次太夫堀(六郷用水)が丸子川と名前を変えて流れています。

Dscf1446_1Dscf1222 さて、元の多摩堤に戻り、300mほど行くと小さな川が合流しています。これが用賀から流れてくる谷沢川。ここから500mほど遡れば、等々力渓谷です。とても23区内とは思えないような深山幽谷の気配です。等々力不動さんにこれからの道行の安全を願って、ちょっと寄り道してみても良いかもしれません。

Dscf1449 もうしばらく行くと15Kmポイントです。この近くには「東急ゴルフパーク多摩川」のクラブハウスがありますが、コース自体は川向こうの川崎側にあります。したがって、ゴルフパークのホームページにあるように渡し舟に乗って対岸に渡ります。残念ながら一般客は乗れないそうですが、実はこの渡しDscf1448船、昭和の始めごろまであった「等々力の渡し」とほぼ同じ位置だそうで す。ここも同じく多摩川流路変化のため等々力村が分断されたために江戸時代に設けられた渡しです。川崎側には今でも等々力の地名が残っています。ここの渡しは、現在のゴルフ場の船と同じくらいだったのでしょうか、あまり大きくはなかったそうです。

Dscf145014Kmポイントに向かいます。この辺りの堤防と崖線との間の平地は、今は住宅がびっしりですが、昭和の初めころにはカーネーションの温室が建ち並び「温室村」と呼ばれていました。バス停の名前でも 残っていますし、よく探すと今でも蘭などを栽培しているのでしょうか、鉄骨・ガラス屋根の事業用温室もいくつか残っています。

Dscf1452 Dscf1454 14Kmポイントからは川崎市の等々力競技場がよく見えます。等々力競技場一帯は多摩川の昔の蛇行の跡地で、今の地図を見ても、なんとなく昔の流路が目に浮かんできます。ここからは、これから向かう田園調布の亀甲山が間近に見えます。その手前には巨人軍の元練習グランド。花形満がスポーツカーを降りて「星君!」と叫んだシーンが思い出されます(^-^)

Dscf1455 この亀甲山の崖の縫うように次太夫堀(六郷用水)は流れていますが、今は歩道確保のために半分以上を歩道で覆い隠されていて、水が流れていることに気がつかない人も多いのではないでしょうか。
六郷(大田区)に灌漑用の水を送るなら、わざわざ狛江から苦労して堀を作らなくても、この辺から水を引けばいいと思われるかもしれませんが、上げ潮になるとこの辺まで海水が遡ってくるのです。したがって、この辺りで取水すると塩害で稲を枯らしてしまうため、わざわざ狛江から水を引いているのです。確かに田園調布に海獣の「たまちゃん」が出没するくらいですものね。そう考えると納得です。

Dscf1456 13Kmポイントは、ちょうど丸子橋の手前のあたりなのですが、交通量も多く、多摩川の崖も迫っていることもあり、どこにあるか分かりませんでした。ここでは、その脇の丘に登り、浅間神社にお参りして一休みしましょう。富士山を祀る神社で、多摩川の大パノラマです。私が訪れたときは七五三で賑わっていました。

Tamagawapanorama

5枚の写真をソフトで無理やりパノラマ化したので、丸子橋の奥がちょっと変ですがご容赦を。雰囲気は分かって(^-^)

Dscf1462 ここから新幹線の鉄橋をくぐり、500mほど行けば12Kmポイントです。だいたい半分くらいまで来ました。登戸あたりでは流れの速い瀬も見られましたが、海水が上がってくるだけあって、川幅も広く、ゆったりとした流れになり、多摩川の表情もずいぶん変わってきました。この続きはパート3でご紹介いたします。

「総集編」

23~17Km>< 16~12Km><11~6Km><5~0.0Km

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