野川水道橋 親柱が撤去されました
ついに野川水道橋の親柱が撤去されてしまいました。
昨日、銘板が取り外されたのをみて、いよいよだなと覚悟は決めていましたが... 目の当たりにするとやっぱりショックですね。
人が渡れないようになっても、親柱が残っているだけで、橋としての威厳を保っている感じがしていましたが、もはや本当に鉄骨のかたまりとしてしか見えなくなってしまいました。そういう意味では今日が、昭和34年3月に竣工した野川水道橋の最後の日だったのかもしれません。
47年間と9ヶ月、どれだけの人を見送って、どれだけの人を潤してきたのでしょうか。
お疲れ様でした。
無造作に転がっている2本の親柱ですが、このあとどうなるでしょうか。モニュメント的に保存してあげたい気もしますが、そんな風ではありません。せめて、新しい橋の護岸の石積みのひとつして使ってもらえないものかと思います。
なお、反対側(多摩川側)の親柱は、まだ健在ですが、周りのコンクリートや土は取り除かれ、風前の灯です。明日はこちらの親柱が撤去されるのでしょうか...
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コメント
引き倒された親柱が無残ですねえ。
銘板が早々に取り外されたのは、どこかに保存されるためだろうと思います。希望的観測ですが。
この橋は2代目とはいえ最も長い期間がんばった橋ですから、川沿いに親柱を丸ごとモニュメントとして残してあげてもよかったのに。
投稿: 庵魚堂 | 2006年12月19日 (火) 14時35分
銘板の行方が気になりますよね。
保存されるか、新しい橋の一部に利用されるかすると良いのですが...
人しか通れないだけに、周辺の人々に利用され、親しまれてきた橋だけに、確かに親柱と鉄骨の一部を残してあげても良かったのにと思います。
今週はできる限り、デジカメ持って帰宅ランするつもりです(忘年会で忙しいけど(^-^;
投稿: 野川のカルガモおとーさん | 2006年12月20日 (水) 00時05分