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2007年3月

2007年3月31日 (土)

千鳥が淵で花見ラン

Dscf1955

東京は桜色に染まっています。

今日は、国立競技場のチャレンジラン1500mで競ったMさんとお花見ランでした。朝8時に御徒町の銭湯「燕湯」で着替えて荷物を預かってもらい、皇居に向かってスタート。のんびりと昌平橋を抜けて大手町へ。皇居1周コースに入ります。竹橋から千鳥が淵の交差点へ。

いつもは皇居に沿って左折しますが、今日は右折して千鳥が淵へ。

「千鳥ヶ淵の桜が 咲きはじめました」というフェヤーモントホテルが毎年出していた小さな新聞広告のことは知っていましたが、実際に桜のシーズンに訪れることは初めてでした。フェヤーモントホテルが無くなったあとでも、今年も千代田区が意思を引き継いで3行広告を掲載しているのを先日の新聞で見て、ぜひとも行ってみたいと思っていました。

Dscf1954_1 まだ朝9時前ということで、のんびりと桜を愛でながらジョギングができるだろうと思っていたのは浅はかでした(^-^; 午後から天気が悪くなるという予報もあってか、人出が早くなったようで、遊歩道はまるで通勤ラッシュの駅のホームのようです。

Dscf1953 しかし、そんな人ごみを差し引いても素晴しい満開の桜です。惜しむらくは曇りの天気ではなく、暖かな日差しのもとで見たかったというのは贅沢でしょうか。これぞニッポンという感じで外国の方もカメラ片手に何人も花見にきていました。(ライブカメラ)

その後、皇居をゆったりと1周してから14Km弱の花見ランを終え、江戸っ子好みのちょっと熱めの湯の燕湯で汗を流し、せっかく御徒町に来たのだからとジュエンへ。掘り出し物のウェアやシューズを買い漁りました。その後は、Mさんの佐倉マラソン完走と私の湘南国際マラソン完走を祝い、昼間から居酒屋に向かい(11時からやっているような飲み屋がいくつもあるのが御徒町・上野・浅草のいいところ(^-^; )、思わず飲み過ぎてしまいました。
最後はやっぱり「花よりお酒」?(^-^;


PS.とこのブログを書いていると、外はものすごい雨と強風...

      春眠不覺暁
      處處聞啼鳥
      夜来風雨聲
      花落知多少

明日のランはちょっと淋しい思いをするかもしれません。

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2007年3月28日 (水)

野川の桜トンネルはもう少し

Dscf1947

野川の桜が気になって、まだちょっと足に不安があったのですが、帰宅後に思いきって中央高速まで走ってきました。デジカメをマニュアルにして、目いっぱい露出させてこんな感じですが、実際は真っ暗です。

野川の桜は、枝が野川の川面に向かってしだれ桜のように枝を張っているので、満開のときに走るとまるで桜のトンネルの中を走っているようです。昼間だと体がピンクに染まるよう...と言うと大げさかな(^-^;

木にもよるのですが、全体的にみてまだ3分咲き程度です。この週末はまだかもしれませんが、来週の週末では遅すぎるかも... 毎年、満開のときの週末にライトアップをしてくれていて、とてもきれいなのですが、今年はいつやるのでしょうか。このサイトは要チェックです。

近くの中央高速のそばには天然日帰り温泉「ゆかり」もあります。野川をゆったりジョギングして、温泉で一風呂浴びてから、夜桜ライトアップを楽しむなんていかがでしょう。ものすごく贅沢な週末になること間違いなしです。

野川の桜トンネル

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2007年3月26日 (月)

湘南国際マラソン 楽しかったです その3

湘南国際マラソン折り返し点西湘バイパスの二宮ICの折り返し地点で折り返したとたんに向かい風とのファイト! ずるずるとペースが落ちかかったところに現れた救世主の若者にピッタリくっつき(人はそれを「コバンザメ・オペレーション」という(^-^;)、ペースアップをしたつもりではありますが、遮るものの無い海沿いのバイパスです。それでもペースダウンは避けられませんでした。結果的に20→25Kmは21:55もかかってしまいました。

彼の背中を見つめながらの走りが続きましたが、その肩越しにはるか彼方の江ノ島がかすんで見えました。遠い... 一瞬、若者との差が2,3m開きかけました。萎えた気持ちに鞭打って、スパート...なんとか追うことができました。

西湘バイパスを降りると、防風林のおかげもあってか多少風は弱くなりました。私もアップしたペースに乗ったみたいで(とはいえ、劇的にスピードアップしたわけではありませんが...(^-^; )、若者と二人で順調に先行ランナーを追い抜いて行きます。特に彼は茅ヶ崎のクラブのようで、ランニングウェアのクラブ名を見て沿道から「茅ヶ崎、頑張れ!」とご当地応援がかかることもあり、いいペースを維持しています。25→30Kmはランニングハイともいえるような感じで21:18と最高ラップ。

湘南大橋を一気に渡ります。ここまでくればあと10Km、ちらりと見えた江ノ島の影がくっきりと見えます。近い... 頭の中はサザンです(^-^) 「江ノ島が見えてきた~、俺の家も近い~♪」 でも、これからの10Kmのために、今までの30Kmあると言われるくらいに、これからがマラソンなんですよねえ(^-^;

30Km過ぎてからは、防風林に遮られてコースも単調になりますし、応援も若干少なくなります。ちょっと若者が遅れ気味になったので、逆に私が前に出て引っ張りました(実はこれがあとになって効いてくる(^-^; よくある話です)。しかし、妙に右足の裏に違和感...マメです。いつもレース用のソックスを忘れてしまい、おろしたてのちょっと厚めのレース用ソックスを履いていたので、走る前から不安だったのですが、的中! 我慢して走りますが、だんだん足にも疲労が溜まってきました。30→35Kmは22:34。

サブスリーの夢はとっくの昔に消えてしまいましたが、次の目標として5分以内を設定していましたので、このペースで頑張ればなんとか滑り込めそうです。しかし、足の状態を考えるとかなり難しい、それどころかガクッと落ちると自己ベストの更新も危うい...今回もムリかな...弱気の虫がかなり活発に動き始めました(^-^; 

しかし、Jognoteやブログを通じて応援してくれている皆さんのメッセージを思い出し、なにしろ諦めずに行けるところまで行こう、12時(フルスタートの3時間後)の10Kmのスタートを見るんだ、と前方に視線を向けることだけ考えて走りました。その脇を先ほどの若者が同じく精一杯という感じですり抜けていきましたが、今回は追いかけるだけの足は残っていません。今のペースを維持するのがやっとです。35→40Kmは24:02。あの辛さを考えるとよくこのくらいのペースダウンで押さえることができたと思います。

鵠沼のプールの跡を過ぎて、大きくカーブすると、はるか直線の先にスタート地点が見えます。時計を見るとまだ2時間台を示しています(まだ2時間台という事実だけもちょっと感激しましたが)。10Kmのスタートのアナウンスが聞こえてきます。せめてスタート地点まで3時間以内でたどり着きたい...それには何の意味も無いのですが、その一心で腕を振り、引っ張ります。300m、200m、100m...号砲とともにスタートラインに並ぶ10Kmランナーが一斉に走り出しました。Qちゃんが周りのランナーをハイタッチをしながら走り始めています。そのすぐ脇の上り車線をよれよれになりながらすれ違い走る自分がいました。
なんとか間に合った... 

ここがゴールだったら良かったのですが、ゴールは1Kmちょっと先の江ノ島。134号の境川の橋の僅かな登りもキツイ(^-^; 橋を渡り、右折して江ノ島大橋を700m走りゴールへ。ゆっくりと江ノ島が大きくなっていきます。ラストスパートをしているつもりなんですが、たんたんとゴール(^-^; 最後の2.195Kmは10分を切る走りをしたかったのですが、その余力は残ってはいませんでした。

3時間7分15秒

これが今の実力です。サブスリーにはまだまだ修行が足りません。
でも、3年前、関門にかかった芝増上寺で止まってしまった時間が動き出したことは確実です。そして、40歳代で5年ぶりに自己ベストを更新できたことは素直に喜んでいいと思っています。

こんなにすばらしい舞台を提供してくれた湘南の皆さんにはありがとう以外の言葉が見つかりません。また、多くのボランティアの方や応援の方々にも助けてもらいました。ありがとうございました。さらには、顔を合わせたことはなくてもネットを通じて元気を与えてくれた皆さんのおかげで最後の一頑張りができました。感謝です!

日本で一、二を争うような絶景のフルマラソン、来年ももっと盛大に、楽しくなることを期待しています。でも、東京と湘南と1ヶ月しか違わないからなあ、どちらに出るか、悩むところです(^-^) (そんな悩みは抽選でどちらも当選したときに考えろ? ごもっともです。こちらも参加希望者増えそうだもんなあ(^-^; )

Dscf1938_1

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2007年3月24日 (土)

湘南国際マラソン 楽しかったです その2

Newspaper_1 (続きはまた明日(^-^;) といいながら、この一週間はめちゃくちゃ仕事が忙しく、まともな時間に帰ってくることができませんでした。トレーニングする時間もとれないくらいでいつもならイライラがたまる状況ですが、身体の方もフルマラソンのダメージが残っていて走れるような体調ではないので諦めもつくというものです(^-^;
結局、土曜日まで書き込みができませんでした。
お待たせしました(誰も待っていないって?(^-^;

(左の記事は朝日新聞の3月19日(月)朝刊の社会面からスキャンしたものです)


手元の時計によるラップタイムはこんな具合です。

                                                                       
→スタート0:00:21 
→5Km0:22:020:22:23
→10Km0:21:300:43:53
→15Km0:21:251:05:18
→20Km0:21:281:26:46
→25Km0:21:551:48:41
→30Km0:21:182:09:59
→35Km0:22:342:32:33
→40Km0:24:022:56:35
→42.195Km0:10:373:07:12
   
中間点 1:31:09

今日、公式サイトを見たら正式掲示の速報が出ていて、チェックしたら、3時間7分15秒(ネットタイム 3時間6分53秒)でした。

Dscf1934 Qちゃんに手を振りスタートしてからしばらくすると真正面に真っ白い富士山。まっすぐに富士山に向かって走る爽快さは「参加してよかった」と心底思いました。しかし、その気持ちよさに酔っていたのか、あまりにも体に心地よいペースで走ってしまったようです。5Kmポイントでラップタイムを見ると、22分もかかっている! いくらスタート時の混雑があるとはいえ、遅い! ギアを変えなければと思い、少しピッチを上げました。しかし、3年ぶりのフルマラソンということで心の隅に「怖さ」があったのでしょうか。21分をぎりぎり切る想定ペースに上がりません。21分30秒のペースに体がハマッてしまったようです。

風が心配された湘南大橋は横からの風をうけるもののスムーズに通過。これから向かう湘南平がくっきりと見えて、試走のときよりも近くに感じました。途中では小学生のブラスバンドの演奏から元気をもらいました。実は、私の娘もブラスバンドをやっており、前日は感激の卒業演奏会だったものですから、走りながらも思い出してしまいました。

箱根駅伝も走るルートからいよいよこのマラソンコースのクライマックス、西湘バイパスです。ゆるかなカーブを描きながら高架道路がじわじわと高度を上げていきます。それにつれて視界がどんどん開けていき、相模湾越しに伊豆半島の山々がくっきりと見えてきました。風はまったく感じません。大磯の海岸に寄せる穏やかな波音が聞こえてきます。このままどこまでも走り続けていきたい...ものすごくシアワセな気分です。

070303_17170001_1 試走のときに出会えた石の観音様が待っている折り返し地点へ。中央分離帯の切れ目で折り返したとたんに、今までのシアワセな気分から一転、別世界に突入しました。ものすごい向かい風! 風を感じなかったのは追い風だったと気づいたときには後の祭り。風とファイトです。

後ろについて誰かに引っ張ってもらおうと浅ましい考えが浮かびましたが(^-^; この辺りになるとペースが落ちてくるランナーが多く、ほぼ一定ペースの私を追い抜いていくランナーは殆ど皆無(別に私が速いなんてことを言ってはいませんよ(^-^; ペースが落ちていないだけですので)。ずるずると風に負けてペースが落ちかけてきました。

そんなとき、中間地点のちょっと手前でスルスルと私を抜いてきた若者がいました。これは多少辛くともついていくっきゃない!(^-^) 今まで楽をしていたからでしょうか(^-^; ついていくことができます。中間点では1時間31分。サブスリーは少々難しくなってきましたが、彼についていけばもしかしたらギリギリ滑り込めるかもしれない...僅かな希望を託して思い切ってピッチをもう一段上げて追い込みました(本当はこのぺースで最初から行かなければならなかったのですが...(^-^;)。

苦闘の後半戦は明日ということで...(^-^;

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2007年3月20日 (火)

湘南国際マラソン 楽しかったです

20070318shounanmarkこれでもか!というくらいのきれいな富士山が出迎えてくれた湘南国際マラソンから早くも2日経ちました。まるで夢のようなひと時でしたが、足の筋肉痛は夢ではなかったと現実を認識させてくれています。

あまりにも35Kmの壁に跳ね返され続けていたので、妻からも「フルは体に合わないんだろうから、ハーフでやめとけば」と冷たく宣告されても、しつこく走っていましたが、東京国際女子マラソンの併設市民大会(給水が無くなり”東京砂漠”となった伝説的大会)でほとんど脱水状態で30Km関門に引っ掛って以来、3年間フルに挑戦していませんでした。

しかし、東京マラソンに湘南国際マラソンと今までは考えられなかったような大会が誕生。いても立ってもいられなくなりました。迷ったのですが、海無し県埼玉育ちの私としては湘南は憧れの地、江ノ島をスタート・ゴールの湘南国際マラソンにエントリー(東京1万円、湘南8千円というスーパーチラシ的エコノミーな理由も否定はしません(^-^;)。

Dscf1933 転職をしてから帰宅ランをすることも可能になり、ちょっと駒沢まで足を延ばせば20Km以上のトレーニングも会社帰りにこなすこともできるという環境。学生時代を通じても、最高の練習量をこの1年近く積んできました。今までの自己ベストが5年前の出水つるマラソンの3時間9分54秒。あばよくば...という大それた目標を持って望みましたが(^-^;

Dscf1931 当日は小田急沿線というメリットを活かして、のんびり鈍行を乗り継いで片瀬江ノ島へ。早くも多くのランナーが江ノ島へと向かっています。R134の地下道を抜けると「おおっ!」と声を上げてしまうような真っ白な富士山!皆さん思わず立ち止まっていました。これだけも、参加してよかったなあと実感。

江ノ島の裏道 会場へは混雑を避けて、女性センターの裏手に抜ける裏道を歩きます。いかにも昔の江ノ島の風情たっぷりの道です。この道はゴールしたランナーと応援者で混雑する帰りには特に快適でした。女性センターの裏手の”穴場”のトイレで用を足して、万全の状態でスタートへ。


今回、初めて試したのがサングラスとアームウォーマー。サングラスは練習では使っていたので、心配ありせんでしたが、アームウォーマーは前日の受付のときにスポーツショップの出店で1100円と安かったので衝動買いしてしまった一品です(^-^; 初めてレースで使って大丈夫かと思いましたが、予想外に良い! 気分屋なもんで、Tシャツや長袖のランシャツだとイマイチ気合が入らず、レースでははやりランニングシャツでないとタイムも良くありません。袖ぐりは楽だし、暖かいし、温度調節も楽ですし、こんな良いもん今までなんで使わなかったんだろうと思ったくらいでした。

荷物を預けて、スタートへ。ビニール袋にくるまりながらも、身の程知らずに「3時間以内」のところに並びます。スタート前にはQちゃんから気合をもらい、1分前にはビニール袋を脱ぎ腰に巻いて(5Kmの給水ポイントでゴミ箱へ捨てました)、いざ9時ちょうどのスタート。スタート台のQちゃんに手を振りながらも、彼女がスタートする前にはゴールするぞ!と思いも新たに走り始めました(彼女や千葉ちゃん、寛平ちゃんは10Kmを走るのですが、そのスタートは3時間後の12時!)。

(続きはまた明日(^-^;)

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2007年3月18日 (日)

湘南国際マラソン、自己新達成!

Dscf1932

思いっきりきれいな富士山が迎えてくれました。ちょっと風は強かったものの、応援と素晴らしい景色が後押ししてくれました。

成績は手持ちの時計で3:07:12。残念ながらサブスリーはなりませんでしたが、自己ベストを2分47秒更新する自己新達成です。

(とりあえず、速報のみ)

Dscf1939

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2007年3月17日 (土)

いよいよ湘南国際です

Dscf1928

いよいよ明日に迫りました、湘南国際マラソン。
明日はこの江ノ島大橋がゴールに向かうラストスパートのランナーで埋め尽くされることでしょう。

Dscf1922 前日の受付に行ってきましたが、東京の1/3の規模の1万1千人とはいえ、会場へと続く人道橋は人でいっぱいでした。ヨットバーバーの脇が受付会場という、いかにも江ノ島らしいロケーションです。受付のテントが明日には荷物預かりのテントになるということですので、当日受付が無い訳がわかりました。

Dscf1930 参加賞はロゴマーク入りのバッグ。その中にプログラムや江ノ島水族館の半額優待券や飲食店のクーポンが入っています。手ぶらで受付にいっても大丈夫というわけですね。プログラムを見ると、北海道から沖縄まですべての都道府県から参加者があるそうです。

Dscf1923 私は行かなかったのですが、徳光さんや寛平ちゃん(Qちゃんや千葉ちゃん、増田明美さんも明日は走るそうです)のトークショウや地元のバンドのライブもあったようです。”エコ”をテーマにしているようで、エコロジーに関するブースもありましたし、ゴミの分別もしっかりしていました。

第1回目とはいうものの、運営はしっかりしていそうです。楽しく走れそうです。天気も良さそうですし、あとは風さえ吹かなければ良いのですが...
でも、向かい風もあれば、追い風もある(^-^)
そう思って頑張ります。

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2007年3月15日 (木)

ご褒美

湘南国際マラソンまであと4日。

東京国際ほどではないにしろ、神奈川県最初の1万人規模のフルマラソンということで新聞報道なども目に付くようになりました。高橋尚子さんや千葉ちゃん、さらには寛平ちゃんも走るらしいとか、徳光さんがMCをするらしいとか、いろんなウワサ(?)が飛び交って、雰囲気を盛り上げてくれてます。

私も、猛暑の2003年東京国際女子マラソン併設の市民マラソン大会での関門閉鎖以来、久々のフルマラソンへの挑戦です。学生時代以上の走りこみをこの半年以上続けてきただけに期待と不安が入り混じった感じ。どちらかというと、気負いからか不安のほうが大きいかもしれません。

でも、そんな気持ちを静めてくれるのが、どなたのブログかは忘れてしまったのですが、妙に心に残っているこの言葉...

「レースは、今まで頑張った人へのご褒美」

ちょっと見は逆説的でもありますが、確かに練習しているときはツライことのほうが多い。「今日は走りたいなあ ウキウキ(^-^)」というのは天気のよい休日にのんびりLSDするときくらいのもの。ウィークデーは、残業で疲れたり、家族が寝静まった頃に帰宅したり、夜風が冷たく吹き荒んでいたり...「走りたくないなあ」ということのほうが多い。

怠け虫に気合をいれて、家に帰るなりトレーニングウェアに着替えて夜の野川に駆け出していく...幾晩そんな走りをしてきたでしょう。

でも、レースは楽しい!
今まで頑張ってきた人だからこそ、その楽しみが心から実感できる。
そんなレースの楽しみを味わえることこそ、最高のご褒美なのでしょう。

ご褒美なんだから、めいっぱい楽しんじゃいましょう(^-^)
結果は自然と付いてくる...

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2007年3月11日 (日)

スポーツマッサージ

20070311odawaramark 今日は小田原の尊徳マラソンに参加してきました。

10Kmに出場。スタートはそこそこのペースで入ったのですが、1.5Kmくらいいったところから絶不調。来週の湘南国際マラソンに備えて練習量を減らしたことから、疲労のピークが今週出たか?と思うくらいに走れません。

前半5Kmは20:50。このペースでこんなに辛いんじゃ来週が思いやられる... でも、とりあえず前を追いだしたら足が上がってきました。後半は19:18という2段くらいギアが変わった感じ。要はウォーミングアップ不足(^-^; いけません。

20070311odawarap3 さて、この尊徳マラソンですが、毎年出場しているお約束の大会。3000円とちょっとお高いのですが、小田急線一本で我が家としてはめずらしく電車で参加できるということ、参加賞が「使える参加賞」だということ(今年はスポーツソックスとタオル)、当日のレースの写真が無料で配られること、シャンプー常備のお風呂が無料で使えること、杵つき餅やトン汁が安くて(100円)美味しいことなどお得感のある大会です。

そして何よりもうれしいのが、スポーツマッサージの無料サービスがあるということです。スポーツ鍼灸セラピー神奈川、小田原・湯河原・中郡鍼灸マッサージ師会の主催で無料のスポーツマッサージやスポーツ鍼の施術が行われているのです。レース後の固まった筋肉を解してもらえるのは、とても助かります。

診てもらったところによると、右足から右背中にかけての筋肉は太いけれども、それに比べて左側は細いそうです。左側が弱いから、それをカバーしようと右側がさらに強くなるという悪循環で、そのバランスの悪さから左足に負担が掛かり疲れが溜まっているし、かかとの痛みもそこからきているのではないかということでした。確かにマッサージしてもらうと右足は痛くないのに、左側がとてつもなく痛く、筋肉が張っている感じです。

足の裏側を鍛えるようなウエイトトレーニングをやるのが良いが、左側の負荷を少し上げて鍛えたらどうかということでした。もう一段速く走れるようになるために試してみてもいいかもしれません。

でも、ウエイトトレーニングって辛くて飽きるんだよなあ(^-^;

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2007年3月10日 (土)

サクラサク&野川水道橋その後

Sakura_2

昨晩は突然の飲み会で、無理やり(^-^; 「きいろいカラス屋」さんで名物のコロッケをつまみに久々の生ビール。美味しかったです。このお店で飲むのは、たぶん最初で最後でしょう。そんなに常連というわけではないですが、淋しいですね。

ということで、本当は馬刺しを買いに行くつもりだったのですが、そんなに飲んでいちゃ来週の湘南国際マラソンに差し障りがあるということで(まあ、気持ちの問題ですが(^-^; )、今日は久々に野川水道橋を見に野川下流に走ってきました。

Nogawasakura 野川サイクリングロードの桜はだいぶつぼみがふくらんできたもののまだまだ。でも、途中の次太夫堀公園では野川沿いの桜が咲いていました。新たに植栽されたものなので、まだ細い桜ですが、精一杯咲いています。桜の品種は詳しくないので、よくわかりませんが、早咲きの品種だとしても、桜が咲き始めるとウキウキしますね。

Dscf1888s さて、久々の野川水道橋ですが、まだまだ護岸工事の真っ最中です。
今日は橋脚工事のための足場となる作業台の鉄骨をクレーンを使って組んでいました。まだまだかかりそうです。

Dscf1890s Dscf1891s 作業現場には、新しい橋の設計図が掲示されていました。
斜めに野川を横切る形の橋で長さが100m、幅が9.5m。巾6mの車道と2.5mのタイルの歩道が作られるようです。

もう少し橋の形ができあがってきたら、またレポートしたいと思います。

Dscf1887s_1

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2007年3月 8日 (木)

きいろいカラス

Karasu

「きいろいカラス」と聞いてピン!と来る人はかなりの中目黒に詳しい方(^-^)

中目黒というと、目黒川沿いのおしゃれなカフェやブティックを思い浮かべる人が大多数だと思いますが、東横線のガード下は昭和の匂いがぷんぷんするラーメン屋や飲み屋が軒を連ねています。もともと下町、町屋で生まれたものですから、京成のガード下の雰囲気などが私の原風景。私、好きなんです、そんな「三丁目の夕日」的なところ。

仕事でよく中目黒に行くものですから、お昼はいつもこのガード下のお店。そんなお店のなかでも一番よくお世話になっているのが「きいろいカラス屋」という定食屋さんです。「うまい、安い、早い、ボリューム満点」という定食屋の基本をしっかりと押さえた家族的な雰囲気のお店。ガード下の間口一間の狭いお店ですが、昼時はお客さんが入れ替わり立ち代りで賑やかです。

去年、朝日新聞の日曜版で目黒川の桜とともに「きいろいカラス屋」も紹介され、それこそ全国各地からここのコロッケをお目当てにお客さんが殺到してたいへんだったとか。何しろ狭い!(^-^; まあ、それこそがガード下のガード下たる所以ですが)

ところが、お店の前に一枚の張り紙...その文面を読みながら、昼時の人通りにも関わらずちょっと目頭が熱くなってしまいました。

中目黒駅の改良工事のためガード下のお店がすべて立ち退きとなってしまい、「きいろいカラス屋」も3月末日をもって店じまいだそうです。30年もの長い間、ここで昼はサラリーマンのお父さんたちの胃袋を満たし、夜は一杯のビールで一日の疲れを癒してくれてきたそうですが、あと3週間でそれもおしまい...残念です。

目黒川の洪水や客層の変化などでいろいろとたいへんなこともあったと思いますが、そんな苦労の中でも、目黒川の桜の花が勇気付けてくれたことでしょう。そんな桜の花が満開のなか、長い歴史にピリオドを打つ感慨に溢れた張り紙の文章でした。

もちろん、今日のお昼は「お昼のランチ(きくらげの肉豆腐とハムエッグ)」600円!
心残りは、今まで昼時しか入ったことが無く、夕方にコロッケをつまみに一杯!という機会がなかったこと... あと3週間、無理やり用事作って行ってみたいです。

きいろいカラス

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2007年3月 4日 (日)

馬刺し 売り切れ! 残念!!

ジョギングしていると途中で気になるお店ってありますよね。立ち寄りたいけど、お金を持っていなかったり、汗ビチョビチョでは入るのがはばかられたり...結局入ったことはない(^-^)

そんなお店のひとつに、野川を中央高速をちょっと北にいったところにある御塔坂橋のたもとのお肉屋さんがあります。このお肉屋さん、馬刺しを扱っているんです。山梨や長野では普通のお肉屋さんで馬肉を売っていることが多いのですが、東京では珍しい。野川公園に走りに行く途中でいつも気になっていました。

岡本生肉店

月間300Kmのトレーニングを続けているせいか、このところ無性にレバ刺しや馬刺しが食べたいと思っていました。昨日の湘南国際マラソンの試走で35Km以上走り、今日は健保組合のミニマラソンで5Kmを目いっぱい追い込んだ(去年と同じタイムでしたが、入賞一歩手前の11位...残念!)こともあり、どうしても食べたくなりました。大井の大会会場から2時には帰宅できたものですから、春のような陽気に誘われて走って買いに行ってきました。

ウエストポーチに新聞紙に包んだ保冷剤を忍ばせて準備万端、のんびりとリハビリのつもりで片道6Kmちょっとを走ってお肉屋さんへ。入り口のウインドウには「馬刺し」の張り紙! ウキウキとして初めてお店に入ると、冷凍ショーケースには...見当たりません。

「あの~、馬刺しは?」

「あっ、ごめんなさい。売り切れちゃんたんですよ。」

「えええ~っ!」

「明日、入るんですけど... 売れちゃって、断るのはお客さんで4人目なんです。」

「...どうしても食べたくて走って来たんですけど...残念です。」

本当は、このページのトップに鮮やかな赤みの馬刺しの写真をアップしたかったのですが、ということで純粋に13Kmのトレーニングとなってしまいました(^-^; 復路の足の重さはご想像ください(^-^)

こうなったら今度の土曜日には午前中に走って行って絶対に買ってくるぞ~!!!(^-^;

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2007年3月 3日 (土)

湘南国際マラソン 試走しました

昨日の金曜日、トレーニングしようかしまいか迷った挙句、翌日に湘南国際の試走をしよう! だから今日はお休み(^-^; という安易な結論となりました。

070303_1712 今朝は、いつもと同じ時間に家を出て、小田急で片瀬江ノ島駅に7:50ごろに到着。同じように試走と思われるランナーが何人もいます(^-^) 駅前のコンビ二はランナーの利用が多いらしく、普通なら1列のヴァームゼリーが070303_17120001 3列も置いてありました。風も少なく、日差しも弱く、寒くなく暑くなくの絶好のランニング日和。当日もこんな天気を期待します! 江ノ島の弁天橋で着替え、二ノ宮の折り返し地点 に向けてリュックを背中にゆっくりと走りました。走友会の試走の方々はサポートカーがいて、身軽で羨ましい~(^-^;

070303_1713 海岸のサイクリングロードを海を見ながら走ろうとも思ったのですが、下見が第一目的ですので、海岸道路の歩道を走ります。当日はこの江ノ島水族館の前はとんでもない混雑になるんでしょうねえ。それはそれで、ワクワクします。

10Km地点の湘南大橋までは防砂林にさえぎられて海は見えませんが、風は確実に遮られます。30Km過ぎで消耗した体にはありがたい。しかし、応援しづらいところなので、東京マラソンのような切れ目無い応援は期待できないかもしれません。自分との勝負になりそうです。

070303_17130001 湘南大橋は上下4車線化の工事中で、まだ片側1車線です。10Km過ぎたところとはいえ、今まで2車線が1車線に狭くなります。早めに抜けないと渋滞しそうです。おまけに橋の上り下りと風を遮るものがない070303_1714橋の上...それが10Km、30Kmという微妙な距離に来るというのがポイントですね。はる か彼方にこれから裾野を走る湘南台が見えます。湘南台の向こう側が折り返し地点の二宮です。遠いなあと思うか、さあこれからと気合が入るか(^-^)

070303_1716 大磯に入り、マラソンコースは自動車専用道の西湘バイパスに入ります。試走では流石に無理なので、側道を走り大磯港を抜けて太平洋岸自転車道を進みます。高架上の景色は広い海を望み、海無し県に育った身としてはとても気持ちいいです。

070303_1718 西湘バイパス沿いの道も大磯プリンスホテルの手前の川で遮られ、これ以上進むことはできません。コースと離れて川沿いに国道1号に出て、折り返 し地点の二宮に向かいます。この川の手前の一角が元首相の吉田茂氏の070303_1720旧宅で、一部が公園となっていて銅像も建っています。海を望む丘の上の像なのですが、竜馬の像のように海を向いていません。もしかして東京、皇居を向いているでしょうか。トレードマークの葉巻も左手にあります。

070303_17160002 箱根駅伝のコースでもある1号線を二宮まで走り、西湘バイパスの二宮ICが折り返し地点。住宅街の路地をひとつずつ入って折り返し地点が見えないかと確かめましたが、教会・幼稚園の裏手からなんとか望むことができました。

070303_17170001 実は、このちょっとしたこだわりで思いもかけないものを見つけました。それが、この石の仏様。折り返し地点を望む高台に鎮座されています。非常によく手入れされていて、信仰の厚さが思い浮かばれます。由来を記したコピーが備えられており「ご自由にお持ちください」というので一部頂いてきましたが、それによると江戸時代に伊豆の石運搬船が嵐に合い遭難、8人の乗組員のうち6人が亡くなり、2人が地元の人達の献身的な看護で一命を取りとめたそうです。何年か後に、遭難した船の船主とその家族を乗せた一艘の船がこの地にやってきて、5体の観音像と1つの石碑を感謝と供養の気持ちとして建立していったとのことです。昭和の終わりまでは毎月18日に近所のお婆さんたちがお念仏を唱えていたそうですが、それが平成の世になり絶えてしまっても、今なお深い信仰の対象となっているようです。実際、私がその場を離れようとしたところに高齢のご婦人を乗せたディケアの車が車が止まり、お参りされていました。

この観音様は水難、海難に限らず色々な災難除けの観音様として信仰されているとのこと。折り返し地点にいらっしゃるのも何かの縁ですので、私もお賽銭とお線香をあげて大願成就をお祈りしてきました。熱心な仏教徒ではありませんが(^-^; 折り返し地点に願をかけた観音様が待っていてくれていると思えば走りも違ってきますよね(^-^)

帰りは平塚の30Km地点ちょっと手前まで戻り、そこから北上して平塚の総合運動公園脇のスーパー銭湯(でも温泉ですよ)で汗を流してから、バスで伊勢原に出て帰ってきました。ベルマーレの開幕戦で声援が聞こえてきました。

ゆっくりと長い時間、35Km以上の距離を積んでもあまり足にきていませんので少しは安心しました。もう長い距離は走らず調整です。当日もこんな風のない、良い天気になることを祈っています。

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