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2007年3月24日 (土)

湘南国際マラソン 楽しかったです その2

Newspaper_1 (続きはまた明日(^-^;) といいながら、この一週間はめちゃくちゃ仕事が忙しく、まともな時間に帰ってくることができませんでした。トレーニングする時間もとれないくらいでいつもならイライラがたまる状況ですが、身体の方もフルマラソンのダメージが残っていて走れるような体調ではないので諦めもつくというものです(^-^;
結局、土曜日まで書き込みができませんでした。
お待たせしました(誰も待っていないって?(^-^;

(左の記事は朝日新聞の3月19日(月)朝刊の社会面からスキャンしたものです)


手元の時計によるラップタイムはこんな具合です。

                                                                       
→スタート0:00:21 
→5Km0:22:020:22:23
→10Km0:21:300:43:53
→15Km0:21:251:05:18
→20Km0:21:281:26:46
→25Km0:21:551:48:41
→30Km0:21:182:09:59
→35Km0:22:342:32:33
→40Km0:24:022:56:35
→42.195Km0:10:373:07:12
   
中間点 1:31:09

今日、公式サイトを見たら正式掲示の速報が出ていて、チェックしたら、3時間7分15秒(ネットタイム 3時間6分53秒)でした。

Dscf1934 Qちゃんに手を振りスタートしてからしばらくすると真正面に真っ白い富士山。まっすぐに富士山に向かって走る爽快さは「参加してよかった」と心底思いました。しかし、その気持ちよさに酔っていたのか、あまりにも体に心地よいペースで走ってしまったようです。5Kmポイントでラップタイムを見ると、22分もかかっている! いくらスタート時の混雑があるとはいえ、遅い! ギアを変えなければと思い、少しピッチを上げました。しかし、3年ぶりのフルマラソンということで心の隅に「怖さ」があったのでしょうか。21分をぎりぎり切る想定ペースに上がりません。21分30秒のペースに体がハマッてしまったようです。

風が心配された湘南大橋は横からの風をうけるもののスムーズに通過。これから向かう湘南平がくっきりと見えて、試走のときよりも近くに感じました。途中では小学生のブラスバンドの演奏から元気をもらいました。実は、私の娘もブラスバンドをやっており、前日は感激の卒業演奏会だったものですから、走りながらも思い出してしまいました。

箱根駅伝も走るルートからいよいよこのマラソンコースのクライマックス、西湘バイパスです。ゆるかなカーブを描きながら高架道路がじわじわと高度を上げていきます。それにつれて視界がどんどん開けていき、相模湾越しに伊豆半島の山々がくっきりと見えてきました。風はまったく感じません。大磯の海岸に寄せる穏やかな波音が聞こえてきます。このままどこまでも走り続けていきたい...ものすごくシアワセな気分です。

070303_17170001_1 試走のときに出会えた石の観音様が待っている折り返し地点へ。中央分離帯の切れ目で折り返したとたんに、今までのシアワセな気分から一転、別世界に突入しました。ものすごい向かい風! 風を感じなかったのは追い風だったと気づいたときには後の祭り。風とファイトです。

後ろについて誰かに引っ張ってもらおうと浅ましい考えが浮かびましたが(^-^; この辺りになるとペースが落ちてくるランナーが多く、ほぼ一定ペースの私を追い抜いていくランナーは殆ど皆無(別に私が速いなんてことを言ってはいませんよ(^-^; ペースが落ちていないだけですので)。ずるずると風に負けてペースが落ちかけてきました。

そんなとき、中間地点のちょっと手前でスルスルと私を抜いてきた若者がいました。これは多少辛くともついていくっきゃない!(^-^) 今まで楽をしていたからでしょうか(^-^; ついていくことができます。中間点では1時間31分。サブスリーは少々難しくなってきましたが、彼についていけばもしかしたらギリギリ滑り込めるかもしれない...僅かな希望を託して思い切ってピッチをもう一段上げて追い込みました(本当はこのぺースで最初から行かなければならなかったのですが...(^-^;)。

苦闘の後半戦は明日ということで...(^-^;

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コメント

いえいえカルガモおとーさん、続編今か今かと首を長くして待っていました。湘南国際を走られた皆さん一人一人にドラマがあり
そのお話を聞かせていただくのは、とても参考になりますし、苦労された話を聞くと感動されられます。
私は脚の具合で今は自分の限界(オーバー)に挑戦できず、皆さんの頑張ったお話を聞くととても羨ましい気持ちになります。
でも、あまりに故障期間が長いともう走れるだけでもいいかと
弱気になってしまうことがありますので、私も挑戦する気持ちは熱く持ち続けていきたいと思います。後編も楽しみに待ってます。

投稿: kaizan | 2007年3月25日 (日) 15時33分

kaizanさん、嬉しいコメント、ありがとうございます。

東京でボランティアをしていて、私もランナーひとりひとりに、そのひとりひとりが主人公のドラマがあり、応援する人という名脇役がいるということを実感しました。

一日も早く、故障を完治され、限界に追い込むストーリーを演じられることをお祈りしています。

投稿: 野川のカルガモおとーさん | 2007年3月26日 (月) 00時46分

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