きいろいカラス その後
中目黒の東急東横線ガード下の定食屋「きいろいカラス屋」が鉄道の耐震補強工事で立ち退き、3月末で閉店となることを以前ご紹介しましたが、今日1ヶ月ぶりに中目黒を訪れました。
辺り一帯シャッターと下ろしたままのお店が続き、殺風景な感じです。
きいろいカラス屋さんの並びには40年近くご夫婦でやってこられた中華料理屋さんもありました。そこの湯麺が気に入って何度か食べに行ったこともありますが、そのお店もすでに立ち退いています。きいろいカラス屋の看板もすでに取り外され、一瞬お店がどこだか分からなくなりました。しかし、閉ざされたシャッターにはマスター手書きのお別れの言葉....
どんな気持ちでこの最後のメッセージを書いたことでしょう。
またどこかでお店を始めるつもりとは言ってはいましたが、具体的な移転先は決まっていないとのことでした。あの美味しいコロッケをまた頂くことができるのでしょうか。
初夏のような陽気の土曜日でした。
目黒川の桜はすっかり葉桜となり、気持ちのよい木陰の散歩道を演出してくれていました。中目黒の街の移り変わりを見届けながら、来年も精一杯の桜花を咲かしてくれるのでしょう。
| 固定リンク
« 京浜四大本山巡り | トップページ | 半旗 »
コメント