無原罪特別保護区 一般公開に行ってきました
世田谷の深沢八丁目にある無原罪聖母宣教女会のお庭には、湧き水で満たされた大きな池があり、豊かな自然が残されており、世田谷区の特別自然保護区として保全されています。修行の場であり、自然保護の意味からも、普段は立ち入ることはできず、駐車場から木々の植え込みを見るだけで、池を間近に見ることはできません。
しかし、年3回の一般公開日には池だけでなく、湧水も間近に拝見することができます。今年の夏は先週7月14・15日と今週21・22日に公開されるということで、痛風の痛みもひと段落したこともあり、本日21日にのんびりジョギングで訪れました。
庭園入口のテントでパンフレットをいただき、順路に従って庭園を一周します。一歩立ち入っただけで、自然いっぱい。ちょっと湿った土の感触も嬉しい。首都高が上を走る246号から数百メートルしか離れていないなんて信じられません。昔の深沢の森はこんな感じだったのでしょう。
笹の中の踏み跡をたどり、湧水点へ。
池は思ったよりも大きく、木々の緑を映していました。大きな鯉も泳いでいましたし、アメンボウやアゲハチョウ、トンボも当たり前のように見かけました。
それから、やぶ蚊も...(Tシャツ・ランニングパンツでしたので、ずいぶん刺されました)
この庭園の隣には併設の幼稚園があり、森を高い視線から眺めることができる砦のような遊具がありました。ここから森の四季の移り変わりを感じ取ることができる子ども達がうらやましく感じられました。園と庭の境目には鳥の餌台も置かれています。どんな鳥が集まるのでしょう。
この池の水源たる湧水も、近年ではコンクリートにより雨水の地下へのしみこみが減り、湧水量が年々減少しているそうです。
一般公開日以外は立ち入ることはできませんが、どうしても池だけでも見たいという方は隣接する道路を回り込むと、高い柵はあるものの、その隙間からかなり鮮明に池や森の雰囲気を感じることができます。だたし、住宅地のなかですので、くれぐれも怪しまれないように(^-^;
(右2枚の写真は柵の外から撮影したものです)
春や秋にも豊かな自然の姿を見せてくれるものと期待できます。ぜひ他の季節にも訪れてみたいと思います。ただし、やぶ蚊予防のために長袖とランニングタイツは必須ですね。
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