らんせん池
「池巡りラン」の続きです。
実篤公園から入間川をさらに遡るように進みます。京王線をくぐり暗渠になった入間川をたどる様な感じで住宅街を走っていくとつつじヶ丘公園というどこでもありそうな名前の公園に行き当たります。ここに「らんせん池」はあります。
この公園、もともとは昭和初期にある政治団体の総裁だった田中澤二(号は蛍澤藍川)のお庭だったようです。調布市としても政治色がある命名もできないのでつつじヶ丘公園という名になったのかもしれません。しかし、池には「らんせん(藍川)池」という名を弟子たちが残したことが公園内の碑文に刻まれています。
昔の地図を見ると築山を取り巻くような池だったようですが、湧水点も枯れていて、ほとんど埋め立てられて広場になっています。僅かに残された池は湧き水によるものかどうかも定かではありません。
でも、住宅街のなかにぽっかりと空いた窪地のこの公園は貴重な自然が残っている場所なのでしょう。カブトムシを見つけました(^-^)
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