二子玉川再開発 玉川湯
私のブログのアクセスのキーワードで多い言葉は、ランニング関係と思いきや意外なことに「ミューズリー」や「足の神さま」なんです(最近、これらのワードの書き込みが少なくて申し訳ありません(^-^; )。
しかし、今年は「二子玉川」と「世田谷246ハーフマラソン」も突出していました。やはり二子玉川の再開発が大規模なだけに多くの人の関心事になっているのでしょう。お
まけに対象地が二子玉川園や「ねこたま」「いぬたま」、「ワンダーエッグ」などの跡地ということもありいろいろな思い出がある方が多いことも一因かもしれません(左右の写真は「ねこたま」「いぬたま」閉園直後の写真です)。
しかし、そんな遊びの場であるとともにそこに住み人々の生活の場でもあったわけで、大正蔵の五叉路の小路(江戸道)を入ったところの玉川湯も、その
昔には一日の疲れを癒す人々で賑わったことでしょ
う。再開発よりも一足先に廃業し、ツタが絡まり放題の状態でしたが、もうすでに取り壊されご覧のように玄関を残すのみとなり、おなじみの風呂屋のゲタ箱が寂しいそうに打ち捨てられています。
なぜこのように玄関だけ残したのかは分かりませんが、余計にわびしさを感じさせる光景です。
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コメント
こんにちは。
水路出現の情報を頂いて、大晦日の前日にこの界隈を探索してきました。
4枚目の写真のあたりも見てきましたが、どうもこの写真となにか違う。
そうなんです。ここに写りこんでいる理髪店が既に取り壊されて、なくなっていました。
あるはずのものがなくなっている、というのは寂しいものですね。
喫茶店のほうはまだ残っていましたが、この店の前に立っている、てくたくマップの石柱「江戸みち」は今後どうなるんでしょう。
バスターミナルに面したふるい商店街もすっかり消滅していましたが、自分の記憶が早くもおぼろになっていることにも愕然としました。
ここに何か建ってしまったら、この記憶はどんどんなくなっていくんだろうなあ。
ここで暮らしたこともないのに、なんだか切ない気持ちになりました。
投稿: 庵魚堂 | 2008年1月 1日 (火) 01時18分
庵魚堂さん、お久しぶりです。
二子玉川にいらっしゃったんですね。
驚かれたことと思います。
注釈が抜けててすみません
写真は29日に撮ったものなのですが、「ねこたま・いぬたま」の写真は閉園直後、ツタの絡まった玉川湯と江戸道の写真は07年7月の写真です。いっそうイメージが合わなかったことと思います。
江戸道は、てくたく石柱どころか道そのものがどうなるか分ったものではありません。おっしゃるように100m級のビルが5本も建ったあかつきには、ここに何があったのか、どんな歴史が刻まれていたのか忘れ去られていくのかもしれません。
寂しいことです。
投稿: 野川のカルガモおとーさん | 2008年1月 1日 (火) 15時07分