去年とはうって変わって、快晴に恵まれた東京マラソン。
御成門の交差点の真ん中で沿道整理のボランティアをやってきました。
往路11.7Km、復路19.2Km地点です。
でも、寒かったですねえ。交差点に松下電器のビルがあり、その屋上の広告にデジタル温度計があるのですが、スタート時には3℃以下でしたし、最高でも8℃(それもほんの30分程度でした)。北風も冷たく、のんびりランナーの方にはちょっと厳しいコンディションだったかも(来年は3月末の開催予定だそうですね。逆に高温で熱中症が心配ではありますが...)。
この交差点の角には公園があり、そこが選手への応援イベントポイント。「大江戸舞祭」という子ども達のダンスです。アップテンポの「東京ラプソディ」や「丘を越えて」などの懐メロにのせてブレイクダンスちっくな群舞を舞います(流行の「ソーラン節」のようなものです)。子ども達のダンスもなかなか決まっていました。
通過選手が近づくと、演技中以外のダンスの子ども達も応援に集まりだしました。最初は車椅子ランナー。1時間30分で42Kmを走るスピードだと教えてあげると一様に驚いていましたが、実際のスピードをみてそれ以上に驚いていました。続いて、ランの一位集団。50mを8~9秒で走るスピードにみんなびっくり。
しばらくすると、一般ランナーの波、というよりは大波。子ども達のハイタッチの行列です。それはそれで、微笑ましいし、観客とランナーのふれあいですので自由にさせてあげたいのですが、配られていた某新聞社の小旗が曲者です。トップランナーの応援では、ランナーが沿道から離れて走りますので問題ないのですが、一般ランナーの大波が来ると路面いっぱいにランナーがあふれます。コース上にいる私たちも危ないくらい。そこにハイタッチの手とともに尖った小旗の棒が差し出されるものですから危ないことこの上ない。小旗は下げて応援してもらうように声をかけ続けていました。
去年同様に応援の人達の様々な人間模様に触れました。走っている恋人から膝の調子が悪いと携帯電話が入り、ドラッグストアの場所を聞きにきた女性にはサポート方法をアドバイス、外国人の仲間を応援した後なかなかその場所を動かないのでどうしたかと思えば折り返してくると思って待っていた(実はもう折り返したあとだった)女性には現在の予想ポイントと応援場所をアドバイス、初めて東京タワーがはっきり見えるポイントだけに写真を撮ってくれと言うランナー(コース上で停まっていると危ないのでコースアウトして撮ってあげましたが)...いろいろありました。
東国原知事やカンニング竹山さんなど有名人も見かけましたが、ラン仲間の方々から声をかけてもらいとっても嬉しかったです。本当ならば、こちらが見つけなければいけないのでしょうが、観客やその後ろの通行人の状況を気にかけながらの応援で私から見つけた方は皆無だった(^-^; ので、本当に失礼しました。でも、皆さんいい笑顔でした。この写真を見ても改めて思いましたが、やっぱり走っているほうがいいですねえ(^-^;
来年までは開催が確定していると聞いていますが、オリンピックの選に漏れても、ずっと続けてもらい体大会です。東京にこれだけのランニングの文化を根付かせた大会です。個人的には、知事選や都議選では東京マラソンの継続を公約にする候補に投票します!と宣言しちゃいます(^-^)
ともあれ、参加者の皆さん、お疲れ様でした。
来年は、私も参加者の立場でこの大会に関わりたいと願っています。
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