東京マラソン 大いなる不安
このブログではあまりネガティブなことは書き込まないようにしているのですが、去年の東京マラソンでは自戒の念をこめてちょっと辛口のアップをしました。
早いものでそれから1年。今週末には、またボランティアとして東京マラソンに関わらせてもらいます。ということで、今回もちょっと辛口の書き込みです。去年は運営の皆さんへのメッセージとして書き込みましたが、今年は参加者へのメッセージ、それも特に男性(^-^;へのメッセージです。
もし、今年も「この問題」が起きるようであれば、間違いないく東京マラソンは廃止になります。私はそう確信しています。東京オリンピック誘致なんて、私は実現するとは思っていませんし、都税を払っている都民として望んでいません。でも、東京マラソンはずっと続いて欲しいと願っています。しかし、「この問題」がなくならないとオリンピック誘致の夢が途絶えた途端に東京マラソンも中止の憂き目に会うことは確実です。
「この問題」とは...立ちション(^-^;
去年の東京マラソンの報道で、新宿大ガード下での立ちションが多かったという記事を目にしましたが、それ以外にもいろいろとあったようです。確かに、あの寒さのなか、30分以上も前に荷物を預け、寒さに震えてスタートを待てば、当然と言えば当然です。仮設トイレも十分でなかったと聞きます。
しかし、だからといって許されることではありません。
マラソンで自分の家の周りの道が年に1度、数時間交通規制されるのはガマンできても、自分の家の前の道がトイレ代わりにされてしまうのは許せない!というのは逆の立場になれば簡単に理解できることです。
今年のボランティア説明会のときにリーダーの方が、かなり強調してこの問題のことを話していました。沿道の交通整理担当して、まず真っ先に近くのトイレを確認して、ランナーから聞かれた時には案内して欲しいということでした。大会運営上、かなり深刻な問題のようです。
今回は沿道に仮設トイレを増設したということですし、セブンイレブンなどコンビニも協力体制を敷いてくれてお店のトイレを利用させてくれるそうです。
参加者の皆さんは、スタート前に早めに準備をするというのはもちろんですが、走っているときもあまり我慢をせず(^-^;、早めに仮設トイレやコンビニで用を足されることをオススメします。無理にガマンして沿道の住民の方に迷惑をかけるよりは、4,5分ロスしても余裕のあるうちにゆっくりと気持ちよく走れるように対応されるよう、切にお願いいたします。
去年のボランティアの様子をアップした記事を改めて読んでも、いろいろな思い出が鮮やかに思い出され、思わず目頭が熱くなってしまうほどです。何のために走るのかという、原点を改めてさせてくれる素晴しい大会だと思います。
「そこで待っている人がいるから...」
今年も、そんな素晴しい走りのお手伝いができたらと願っています。
天気予報ではかなり寒そうですが、走るには絶好のコンディションだと思います。いままでの成果を発揮して、それぞれのペースで、それぞれのゴールを目指してください。ランナーも、応援の人達も、ボランティアも、そしてコース沿道で生活する都民の皆さんも楽しめる素晴しい大会になるといいですね。
私も、御成門交差点でボランティアとして、その夢の舞台の演出をさせていただきます。
| 固定リンク
「ランニング」カテゴリの記事
- 筏道の帰宅ラン(2017.06.06)
- 別府大分マラソン(2016.02.07)
- 湘南藤沢市民マラソンに参加しました(2016.01.24)
- 世田谷246ハーフマラソン(2015.11.09)
- 信玄公は遠かった...(2015.09.01)
コメント
新宿大ガード下はホント酷かったですよ。一人二人じゃなかったですからね。特に女性ランナーはビックリしたんじゃないかと思います。
ボランティアあっての大会運営であることを忘れずに、今年も楽しんできます!
投稿: どら | 2008年2月15日 (金) 22時29分
今年も改善されなければ・・・
国の恥です。
投稿: moai | 2008年2月16日 (土) 00時12分
どらさんへ
新宿はそんなにたいへんだったんですか。
すべてが想定外の規模でしたからねえ。今年は随分よくなるのではと期待しています。御成門でお待ちしています。
moaiさんへ
外国からのランナーもたくさん参加されるようです。
昨日の受付でもいろいろな国の言葉が飛び交っていました。
投稿: 野川のカルガモおとーさん | 2008年2月16日 (土) 12時36分