今日10月18日、高野進ランニングクリニックの最終回でした。
最終回は高野先生の講義。ちょっと駆け足でしたが、たくさんの「いい言葉」をいただきました。
「モチベーションの維持には仲間が大切」
「厳しい状況を楽しむ余裕」
「トレーニングtrainingは筋肉を鍛え、練習practiceは脳を鍛える」
「ある一定以上の負荷をかけなければ『強さstrength』は向上しない。
それ以下の負荷では持久力維持にはつながるが、強さは向上しない」
「人間は、自分で自分をデザインできる唯一の生き物」
「でも、設計ミスすると壊れる=怪我・故障する」
「歩くことは地面から離れない安全なステップの連続。しかし、
走るといったん体が宙に浮く。つまり、危険な状態に自ら置くということ。
つまり、『走る』それ自体がチャレンジングなことである」
「『速く走る』だけでなく『いかに走るか』」
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その他にも、一流を極めた方だからこそという含蓄のある言葉をお聞きすることができ、収穫でした。このランニングクリニックには、過去3回すべて参加させてもらっています。大学生の皆さんとスピード練習をさせてもらえるだけでも刺激になりますが、 「走る」ということの基本トレーニングと取り組み姿勢をブラッシュアップする絶好の機会になっています。
高野先生をはじめとするスタッフのみなさん、引っ張ってくれた学生のみなさん、ありがとうございました。
ところで、閉会式で本日行われた箱根駅伝の予選会の結果が紹介されました。シード権を持っている駒沢大をはじめとする、このクリニックに協力してくれた世田谷5大学がすべて来年の箱根を走ることができたということで、参加者のみなさんから自然と大きな拍手が沸き起こりました。一緒に走っただけに特別な嬉しさがあります。みなさん、がんばってください。
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