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2009年10月

2009年10月25日 (日)

あつぎマラソン with ガーミン君

20091025

このところ毎年お約束のあつぎマラソンのハーフに参加してきました。
GARMINというランナーでは有名なGPS&心拍数時計をつけての初めての大会参加です。

曇という天気予報だったのにしとしと雨。それどころか風も強く、体感温度は10月とは思えない寒さ(コース途中の気温表示では12度でした)。やだなあと思いつつも、走るにはいい温度とポジティブに考え、息子と一緒にスタートラインに(息子は10Kmに参加)。

スタート直後からグリグリ登りというハードなコース。標高差50mほどを上りきったら5Kmあたりまで軽快にくだります。それからがこの大会をこの時期に走る意味のあるパート。6Kmほどで150mをだらだら登ります。気合が抜けるとずるずるペースが落ちます。いかにピッチを稼いでペースを維持するかが勝負。やっとコース最高点に達して後は下るだけと思ったら大間違い(^_^; 標高差50mくらいの上りがあと2つ待ち構えています。コースはこちら

前日のドキッとテンの砧の爆走があるので、どこかで脚を使い切っちゃうかと思いビクビクしていましたが、なんとか最後まで持ちこたえてゴールできました。結果は1時間30 分16秒。去年は猛暑のなかで1時間30分29秒、一昨年も台風一過の暑さのなか1時間30分34秒とい うことで、気温の低さを考えてもよく頑張ったといえるかもしれません。

でも、帰宅してからGARMIN君の心拍数グラフと標高差、ペースのグ ラフを掛け合わせて見ると、登りになるとペースがガクッと落ち、そのかわりあまり心拍数のアップがないという楽した走りになっていることが判明(^_^;  その後の下りでは心拍数がすっと落ちているだけに上りではペースを下げずにもっと頑張らないとこのコースで90分切りはできないと、ビール片手に深~く 反省しています(^_^;

Garmin

これ、GARMIN(ガーミン)君のデータを取り込み、加工したアプリの画面です。なんかわかならないけど、すごそうでしょ?(^_^;

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2009年10月24日 (土)

芽が出ました

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外苑駅伝の参加賞で貰ってきたのが、太田胃散の入れ物を一回り小さくしたようなというか、昔の検便の容器を大きくしたような(たとえが古くて、なおかつ少々クサクてすみません)金属の入れ物。

蓋を開けると、カチンカチンに固まった紙に包まれたタブレット。
説明書を見ると、これにぬるま湯を注して数分すると土の塊りがもこもこと大きくなり、そこに種を蒔くそうな。半信半疑でお湯を入れるとアラ不思議、3倍くらいの大きさになり、ふかふかの苗床ができました。

ハーブのタイムの種がついていたので、パラパラと蒔いて棚の上においておいたのですが、ついつい忘れてしまい、今日ふと思い出して見てみると、なんと小さなかわいい芽がでていました。殺風景な部屋のなかで僅かながらも生命の息吹を感じます。

思えば、13年ほど前に逆単身赴任していたとき、TVと机とベッドと小さな冷蔵庫の他にはなんにもない狭い独身寮にしばらく住んでいました。早く退社できたときに近くのお店をぶらついていたときにふっと目についたのが花ニラの球根。なんとなく気になって買い求め、かんずめの空き缶に土を入れて、植えてあげました。

会社を終えて、独身寮に戻ると真っ先にその花ニラに水をやり、独り言を話しかけている自分がいました。1週間ほどして小さな芽が出てきたときの嬉しさは妙に覚えています。小さな部屋のなかに自分ともうひとつの生命体が存在している安堵感といったら大袈裟でしょうか。

そんなことを思い出させてくれたタイムの芽吹きでした。
忘れずに水やらなきゃ(^_^)


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2009年10月21日 (水)

第1回神宮外苑駅伝に参加してきました

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神宮外苑駅伝に世田谷のランナーでチームを作り参加しました。
いや~、駅伝って本当に楽しいですね。

世田谷にちなみ、「きぬたのたぬき」「のがわのまがも」「ふたこのこぶた」の混合3チームが、5Km×4人の20Km駅伝に挑戦。1600チームを超える大集団が国立競技場をスタートする様に圧倒されました。

結果としては、3チームが5分以内という接戦、しかも10位、16位、21位という好成績。素晴らしい! 皆さん、いい走りしていました。

私個人としてはきぬたのたぬきチームの2走として、先行するふたこのこぶたの2走を追う展開。4Km地点でなんとか追いつき一度は抜いたものの振りきれず抜き返され、そうなったら最後トラック勝負と思っていたのですが、コース取りをミスって抜き返せなかったのが返す返すも残念。こぶたの完全勝利を許してしまいました。

夏を思わせるような暑い陽気でしたが、楽しい一日でした。

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2009年10月17日 (土)

なまこの姿煮丼ではありません

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画像を見てギョッとされた方もいらっしゃるかもしれません。
私自身も現物を目の前にしてたじろぎました。

ナマコの姿煮どんぶりではありません。
ソースカツ丼です。

まるでカツが山のよう...
名づけて「磐梯カツ丼」
確かにカツの磐梯山や~~!

出張先の会津での昼食は地元で有名なソースカツどんのお店。
磐越西線の堂島という駅(都電の停留所のほうがまだ駅っぽいという無人駅)近くの一面の田んぼの中の一軒家「十文字屋」の名物メニューです。

もの凄い量だというので怖いもの見たさで注文して出てきたのがこの写真(^_^;;;

100g はあろうかという厚さ2Cmのカツのソース煮がなんと4枚もご飯の上に乗っかっていてご飯がまったく見えないどころか、カツを2枚食べてもご飯が見えてこない (^_^; 笑いしか出ません。後から地元の人に聞いたら、タッパーのサービスがあり、カツは全部食べずに残してお持ちかえりするそうですが、出張中ゆえ 持ち帰るわけにもいかずフードファイト!
完食しました。

もうしばらくカツは見たくもありません。
めちゃくちゃカロリーオーバー...

このお店、もうひとつの看板メニューに「十文字ラーメン」という顔が十分に入る洗面器のようなすり鉢に入った味噌ラーメンがあります。このラーメンだけでも相当な量ですが、それに磐梯カツ丼をセットで平らげる猛者もいるそうです。シンジラレナ~イ!

ちなみに「ミニカツ丼」というメニューがありますが、それでも普通のカツ丼の量があります(^_^;

より大きな地図で 十文字屋 を表示

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2009年10月12日 (月)

リスタート・ランニングクラブ記録会 1500mに挑戦!

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1500mタイムトライアル、もがきました。
あと1秒!
5分切りはなりませんでしたが、自己新を6秒更新です。

片岡純子さんがヘッドコーチを務めるリスタート・ランニングクラブの記録会に参加してきました。
このランニングクラブ、学生時代に陸上部だったランナーが社会人になってからは陸上とは縁のない生活をおくっていることが多いことから、「リスタート」のきかっけにしようというコンセプトあるやに聞いています。参加者は、確かにそのような元陸上部っぽいランナーから私のようにこの歳になってから「スタート」したようなランナーまで、非常にアットホームな雰囲気でした。

子ども達の1000m走から始まり、微笑ましい雰囲気が漂いますが、トップの子は4分を余裕で切るペース。スゴイです。それに続き、いよいよ1500m。クラブのコーチが5分のペースメーカーとして引っ張ってくれます。5分切りを狙う私にとっては願ってもないことです。キントラから1ヶ月、追い込んだ練習がちょっと不足していて少々不安ですが、ついていけるところまでついていこうと気合が入ります。

スタートして、ペースメーカーのコーチにピッタリ追走。入りはゆったり気分ですが、300mは58秒とそれでも2秒早いペース。これならと思い、それからは時計もなにも見ず、ひたすら追います。800mあたりで落ちてくるランナーを抜くときにペースメーカーから離れかけましたが、一緒に走る走友の後姿が視界に入り、踏ん張ると初めてレースで履いたスパイクの威力でしょうか、一、二歩すすっと加速感があり、なんとか離れずにすみました。

しかし、最後の300mは乳酸溜まりまくり。ペースメーカーの方が声をかけてくれているのに足が上がらず、申し訳ないくらいでした。でも、3年前に国立競技場でのタイムトライアルで出した自己ベス トは5分7秒、つまり40mの差。それが5mまできました。キントラ効果を実感です。「たられば」はありませんが、1ヶ月前なら切れたという確信がありま す。一年以内に絶対に5分切りします!

たまには、こういう自分の限界に挑戦するレースもいいですね。
50歳にして、今、生涯最速って、なんかそれだけでも元気になれます。

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2009年10月10日 (土)

2009高野進ランニングクリニック最終回

高野進ランニングクリニック最終回

5回続いた今年のランニングクリニックも最終回。今日は高野進さんのお話と日大の学生さんのペースメイクによるレペティショントレーニング。

去年は、走るということは地面から離れるという危険な動作であり、人間という動物にとってそれだけでチャレンジングなことである、というお話が印象に残っています。今年は、「走るということは、共通の価値観を共有できる所作である」という言葉。価値観を共有できる仲間がいればこそ、厳しさを楽しむ余裕が生まれるということを去年もおっしゃっていましたが、この一年のおかげで去年とは違うレベルで高野さんの言葉に共感、納得できました。

それから、もうひとつは「Smartな目標設定」ということ。
具体的(Specific)、計測可能(Measurable)、到達可能 (Attainable)、現実的(Realistic)な目標設定が大事ということは百も承知なのですが、問題は最後のT...Time Phased つまり「日程を限る」ということ。これには深く反省させれました。「サブスリーを達成する」という目標はあるにはありますが、肝心のTが「いつか...」 では単なる夢想なんですね(「つくば で」とおっしゃる方がいましたが、それは not Realistic でございます(^_^; )。

トラックに移り、今までの復習的ドリルのあとに、3000m×2のレペティション。ペースは1本目が4:30/Km、2本目が4:15ということでキントラからすれば余裕のペース(恐れ多い言い方ですが、実感ですよね)。2本目は、最後1Kmを 4:00/Kmに上げ気持ちよくゴールと思ったら、明日の1500mタイムトライアルに一緒に参加する併走していた走友がスパート(*o*) おいおいと 思いながらも、懸命に追いかけしっかり76秒/周でバーンアウト。おかげでいい刺激が入りました。


クリニックが終ってからもサプライズ。
友達から名前を呼ばれて行ってみると主催者の世田谷区スポーツ振興財団の職員の方。お聞きすると、このブログの読者だそうで、昨年作った世田谷246ハーフマラソンのGoogleMapを参考にしていただけたそうです。今年のコース図は試走にも便利でよくできていますよね。今年も楽しい大会を期待しています。

さあ、いよいよレースシーズン。来週からは調整を兼ねた「ドキッとテン」が始まります。今年も土曜の10時に砧でお会いしましょう。

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2009年10月 4日 (日)

東京マラソン、2011年も開かれるのかなあ

2016年のオリンピックはリオに決まりました。
至極、順当な結果だと思います。

「南米で初のオリンピックを!」

小学生でも分かる単純明快な誘致理由の前には
どんな理由もかすんでしまいます。

陽気な南米気質で
1964年の東京オリンピックの閉会式に感じたような
高揚感のある大会になることを期待しています。


さて、問題は東京マラソン。
もともと石原都知事の肝いりでオリンピック誘致のために始められた大会です。

第1回開催のまえにはとりあえず3年間はやりましょうというお約束だったようです。つまり、2007年9月の候補地立候補受付に先立つ2月に第1回が開催され、2008年2月の第2回開催時はIOCで提出された資料に基づく書類選考の真っ最中。2008年6月に書類選考の結果が出て、東京が落選なら、2009年3月の第3回で終了ということもあり得たかもしれないのです。

しかし、めでたくも書類選考合格。最終候補の4都市のひとつとなったので、ここで東京マラソンをやめるわけにはいかない。ということで2010年2月に第4回が開催される運びとなりました。マラソン定員32,000人に対して272,134人と、第1回の3倍以上の参加申込があり、その抽選結果をランナーは首を長くして待っているという状況です。

さて、この東京マラソンの前身として東京シティマラソンというハーフの大会があったのはご存知でしょうか。制限時間は厳しいものの、私も参加できたくらいに一般市民ランナーがなんとか手の届くものでした。コースは何度か変わりましたが、外苑をスタートして大井競馬場ゴールという都心を駆け抜けるものでした。

もっとも車優先で途中でロープ規制してランナーを止めるなんて奇想天外なこともやってくれた大会です。海外から招待された女子のトップランナーさえもロープ規制で止められたという笑えない事態もあったくらいでした。つまり、「一番を決める競技会」は東京国際マラソンであり、東京国際女子マラソンで、東京シティマラソンは一般市民の楽しみのイベントで競技会ではない、ということでなんとか開催できたのではないかと思います(本当かどうかは定かではありませんが、東京都心部の公道マラソン大会は年2回までという公安との約束があったと聞いたことがあります)。

しかし、なんだかんだ言っても一般市民ランナーが東京国際のコースの一部でも走れるという貴重な大会でした。裏ではなんとかこの大会をフルマラソンにという動きもあったようですが、2000年に緊縮財政を理由にこの東京シティマラソンの中止を決めたのが石原都知事だったんです。

その後、オリンピック東京誘致に際して、発展途上国の首都を含む世界の主要都市で一般市民に開かれたマラソン大会を開催していないのは東京だけという事実に気がつきます。そこで、招致運動の一応の区切りまでの3年間ということで開催された東京マラソン...2010年はともかく、2011年はこの世界不況による税収の落ち込みでさらに緊縮財政が必至なだけに果たして開催されるのか。


大いに心配です。
(私はまだ走っていないんだから(^_^;)

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