砧小学校 百年桜
28日の日曜日、砧公園に花見ランをしようと仙川・東宝の桜を愛でながら下り、世田谷通りの信号を待っているとき、急に妙法寺の枝垂れ桜を見に行こうと思いつきちょっと寄り道。その途中で、さらにふっと気がついたのが、ここ数年思い焦がれていつつも一度もお目にかかったことの無い桜のことを思い出しました。
それが...
砧小学校の百年桜
明治35年(1902年)に砧小学校が建てられたときに植えられたという桜です。
砧小学校の校庭に植えられていて体育館の影になっているため、前の道からは見えません。校庭に入りたくても、昨今のガードの固さから一度も直接お目にかかったことがありません。花の咲いていないときでもいいからと、土曜日にランの途中に立ち寄ったことも幾度かありますが、校庭公開日に当たらずすべて空振り。よっぽどご縁が無いと諦めていましたが、学校のフェンスに「お花見校庭公開」のポスターが!
やったー!と喜び勇んで大手を振って校庭へ。
校庭の国分寺崖線に近いところに圧倒的存在感を醸し出しています。
1本だけでなく、太い桜が2本並んで植わっているのですね。太さからいって校庭側の桜のほうが古いのかな。
根本保護のために幹周りには小さな柵がめぐらされ、チップが撒かれています。鉄棒がその部分だけ使えないのがちょっと可笑しい。樹医の方から子ども達へのメッセージが掲げられていました。
かなり肌寒い天気で満開にはちょっと間がありましたが、ちらほら咲く桜の花もとても100年の月日を感じさせない可憐なものでした。低温の日が続きますので、入学式にはまさしく百年桜の花吹雪のなかをぴかぴかの1年生が記念写真を撮るのでしょう。
うらやましいですね。
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