真の企業防衛とは...
このブログにはあまりネガティブなことは書きたくないのですが、それでも今日は書き記しておきたい! というくらいの出来事がありました。
その原因は...
東京電力
枝野さんじゃないけれど、空いた口がふさがない事態続きですが、それでも世界的に見ても驚異的に低い停電率など末端で頑張っている職員の皆さんのことを考えると、そこまでむちゃくちゃに言えませんでした。
でも、今日の二通のメールで最後の堤防が一気に決壊しました。
私が勤務する会社は、話題の(^_^; 高圧契約なんです。
つまり、一年単位の契約期間中も関わらず一方的に4月1日から値上げするといって、世田谷区や河野太郎さんからその矛盾を突かれ、そのからくりがバレて総スカンを喰ったので、4月1日からの一斉値上げは諦めたってやつです。
我社にも1月末に4月1日から値上げする旨の通知がきていました。
その後、枝野さんが噛み付いたり、問い合わせの電話が殺到したりで、明確に値上げOKという企業(そんな仏様みたいな会社がどのくらいあるのか知りませんが)以外は次の契約更改までは現状の料金で計算するというメールが送られてきました。
まあ、百歩譲って、ここまでは許しましょう。
(騙されかかったこちらにも落ち度があるんですから...)
でも....
フツーの私企業なら「ありえへん対応」がそのあとに連発します(^_^;
実は、高圧契約の企業には毎月月末になると、専用Webで当月の電力使用量が集計されて確認できるようになったと連絡のメールが来るのです。3月分のメールが本日届いたのですが、その通知文のあとに続くメールの内容を見て、ビックリ!!!
会社宛のメールですので、引用は差し控えますが、
要は、あの大騒ぎの前の東電の言い分そのままなのです。
一方的に4月1日から値上げするぞ。
原発が動かせないから、燃料代がかさんだんでその分払え
っていう論法です。
そのあとに、幾つものプレスリリースを東電自身が出しているのにも関わらず、それには一切触れず、以前の内容をそのまま送りつけてきている...実は基本的な方針はまったく変わっていないのかもしれない、そう思って問い合わせのメールを出したところ、返ってきた返信メールを読んで...唖然
要約すると、3月28日に送ったメールの内容は3月初旬に設定した内容なんで、(見直しせずにそのまま送ったメールだから)「内容が現在と相違している場合がございます」、22日に新たなメール送っているんだから、そっちを見ているんだろ! だから後から送ったこのメールは古い内容だってことは言わなくったって分れよ! ってワケです。
心底、呆れました...
これだけ世間様を騒がせた「事件」です。
いくら3月初旬に設定したといっても、担当者、下級管理職、中間管理職、上級管理職の誰かは、このまま流したらお客様に混乱を引き起こす(下世話にな言い方をすれば、世間の神経を逆なでしてしまいマズイことになる)と気が付かなったのでしょうか。
このチェック機能の甘さ、限界を超えています。
さらに、その誤り文の稚拙さ。
かえって火に油を注ぐような単なる「言い訳」じゃないですか。
素直に謝れ、と言いたい。
本来は流しちゃいけないメールを流しちゃったのは事実なんだから。
「内容が現在と相違している場合が」があるようなメールを流しちゃいけないんです。
特に今の東電は...
特にこのような世間様の目が厳しくなっている内容についてはコンプライアンスの面からも慎重な対応が必要とされます。そういった教育は高いお金をかけてやっているはずだろうに、誰一人として気が付かずにそのまま発信されてしまったのでしょうか...
真の「企業防衛」ということがどういうことか?
誤解している気がします。
上から下まで
相当にヤバイところまで行っちゃっているみたいです
東京電力...
デンコちゃんは泣いているんだろうなあ...
(あ~ぁ、書きたくは無いけど書いちゃった...)
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