マーマレード
大人になって嗜好が変わったなあと思うことが幾つかありますが、その最たるものがマーマレード。
小学校の給食は絶対に何一つ残さずに食べる子供だったのですが、唯一の例外がマーマレード。これが小さなビニルパックで出てきたらもうダメ。封も開けずに残していました。
ちょっとした苦味がありますよね、マーマレードって。
それが、今ではたまに無性に食べたくなるんですから、不思議ですよねえ。
そこまでいかなくても、子供ころはなんでこんなものが美味しいんだろうと思っていたのが、旨いと感じるようになった食べ物たち...
鍋物の白菜
カツオの塩辛(酒盗ってやつですね)
白子
いくら
菊の花の酢の物
里芋、きぬかつぎ、くわい...
バタークリームのケーキ
柿(干し柿は好物でしたが...)
ふきのとう
栗きんとん
などなど...
こうやってリストアップしてみると、苦味系、味が薄い系、べったり甘い系が多いですね。
小さいころから酒のつまみ大好き少年だったからか(^_^; 甘みべったりのは苦手でした(父親が、バータークリームべったり、砂糖菓子のサンタの人形が乗っかったクリスマスケーキを買ってきて不機嫌になった可愛くない子供でした)
そんな酒のつまみ大好き少年でも、薄味に隠れた旨味やちょい苦の旨さが分かるのはやはり年取らないのとだめなんですね。
| 固定リンク
コメント