千秋文庫の江戸絵図展
久しぶりのPCからの書き込みです。
九段の千秋文庫に立ち寄り、江戸の絵図を見てきました。
いや~面白かったです。
想像以上だったのが「江戸大名侍屋敷全図」
方位・縮尺が正確に描かれているそうで、確かに見ると道の太さや道の曲がりなど現代の不動産登記の公図と見間違えるほどでした。どうやって測量していたんでしょうねえ。
それから、「吉良上野介屋敷之図」。
赤穂浪士もこのような部屋の配置図を入手して、討ち入りの計画を立てたんでしょうねえ。そもそもの発端となった江戸城の松之廊下の位置はというと、「江戸城内御座敷詳細図」でみると一番重要な座敷である大広間のすぐそば! ここで刀を振り回しちゃうんだから、今なら首相官邸の閣議室の外の廊下で鉄砲撃ちまくるようなもんです。そりゃ「殿中でござる!」ですよねえ。
他にも、几号水準点が刻まれた灯籠が置かれていた今はなき信濃坂を「江戸街分絵図」で確認できたことも、萠えました(^_^;
8月13日まで開催していますので、ぜひぜひ!
| 固定リンク
コメント